マキタの就職偏差値 知名度の割に採用大学の幅が広いコスパ最強企業

皆さんはマキタ（6586）をご存じでしょうか？
おそらく、社会人＞就活生、男性＞女性、ブルーカラー職種＞ホワイトカラー職種といった具合で知名度が分かれる企業なのではないかと思います。
マキタを簡単に説明すると、電動工具のトップメーカーです。
今回はそんなマキタへの就職についての良し悪しについて考えるべく、就職偏差値・就職難易度について詳しく紹介していきます。

マキタの概要

マキタを簡単に説明すると電動工具のトップメーカーであることは先程述べました。
電動工具のトップメーカーであるということは以下のような特徴がある企業であるといえます。

BtoB企業

BtoB企業とは、企業が企業を相手にしてビジネスを行うということです。代表的な例でいうと、自動車部品メーカーや化学品やガラス、鉄鋼、非鉄金属などの素材メーカーなどがあげられます。

マキタは、一般消費者向けにも電動工具を販売していますがやはり一番大きな役割を果たしているのがBtoBビジネスであるといえます。

町中で工事をしている作業員の方々の手元をみたら大体マキタの電動工具を持っています。
確認してみるとおもしろいと思います。

BtoB企業であるため、一般的に知名度は高くないといえます。
ただ多様な産業でマキタの電動工具は活用されているため、不景気の煽りをうけにくいという利点があげられます。

実際に、コロナ禍でもマキタは園芸用機器の販売に注力したことで他の機器の売上落ち込みをカバーし増益に成功しています。

海外展開が容易

電動工具は、言語や習慣などの影響を受けるような商品ではありません。
一度扱い方を覚えると全世界の人々が簡単に扱えるようになります。
そのため、優れた商品を展開するマキタは海外展開を積極的に行っています。

具体的には、マキタは海外において現地生産化を着々と進めてきました。
一般的には、日本国内で商品を生産し海外で販売する方が簡単ですが、あえて海外現地生産化を進めたことで海外における適切な商品開発の知見、効果的なマーケティング方法を取得することに成功しているのです。

少子高齢化が進む日本国内では、特に大手企業は持続的な成長は望めません。
マキタの海外展開戦略は高く評価できます。

市場競争力が高い

電動工具がお客さんから支持されるためには、大きく２つのポイントがあります。
それは、「信頼性」と「使いやすさ」です。

まず信頼性については、いつでもどこでも目的の作業を遂行できるというお客さんの安心感が元にあります。
マキタはこれまで多くのお客さんから支持されてきたこと、そして改善が進んできたことなどから競合他社の製品には負けない信頼性があるといえます。

そして使いやすさについては、電動工具は共通のバッテリーを用います。そのため、複数の企業の電動工具を用いるとそれぞれに専用のバッテリーが必要になってくるため、普通は一社のバッテリーを決めてそのバッテリーが対応している工具を複数購入するスタイルになります。
マキタは日本で高いシェアを誇っているため、多くの工具のラインナップがあるうえどこでも入手しやすいことからマキタ以外の電動工具をあえて購入するという客が少ないのです。

これらの理由より、マキタを利用しているお客さんはよほどの理由が無い限り一生マキタの電動工具を使い続けます。また新たに電動工具を購入するお客さんはよほどの理由が無い限り、マキタの電動工具を購入します。
この結果、圧倒的な競争力をマキタは保有しているのです。

就職偏差値

MARCH関関同立レベルの就活生がマキタへ入社できたならば、微勝ちと判断できるでしょう。
また日東駒専産近甲龍レベルの就活生が入社した場合は、勝ち組として評価できます。

このような評価理由は主に２点あります。

高い国際的競争力

第一に、国際的な企業競争力が高いという点です。
マキタは上で説明した通り、日本国内で高い評価を受けています。その上現在は、日本国内のみならず海外への販売を加速させています。
最近では、アメリカにおける建設需要をうまく取り込みマキタの売上・利益を大きく伸ばしています。

充実した社員への還元

第二に社員への還元もしっかりなされているという点です。
マキタの平均年収は有価証券報告書によると約700万円であることがわかっています。
一般的なメーカー水準よりも高いといえますね。
またオープンワークでの、社員の給料満足度については3.2とやや高い水準のレートになっています。
マキタはボーナスで還元する傾向にあるようで、キチンと利益を社員に還元している点が評価できます。

どのような就活生におすすめできるか？

【結論：日東駒専〜大東亜帝国レベルの就活生】

まずはマキタの採用大学をご覧ください。

過去の採用大学一覧

北海道・東北	北海道大／室蘭工業大学／岩手大／東北大／秋田大／山形大／福島大／青森公立大／岩手県立大／国際教養大	札幌大／函館大／北星学園大／北海学園大／青森大／青森中央学院大／東北学院大／ノースアジア大／仙台大
関東・甲信越	東京大／東京外語大／東京工業大／東京農工大／一橋大／千葉大／横浜国立大／茨城大／筑波大／宇都宮大／埼玉大／新潟大／山梨大／信州大／首都大東京／都留文科大	青山学院大／亜細亜大／慶應義塾大／国学院大／駒沢大／芝浦工業大／上智大／成城大／専修大／中央大／東京電機大／東京都市大／東京理科大／東洋大／日本大／法政大／明治大／明治学院大／立教大／早稲田大／国士舘大／成蹊大／大正大／武蔵野大／創価大／独協大／神田外語大／千葉工業大／神奈川大／神奈川工科大
東海・北陸	愛知教育大／豊橋技術科学大／名古屋大／名古屋工業大／岐阜大／静岡大／三重大／富山大／金沢大／福井大／愛知県立大／名古屋市立大／静岡県立大／富山県立大／福井県立大	愛知大／愛知学院大／愛知工業大／愛知淑徳大／中京大／名古屋外語大／名古屋商科大／南山大／名城大／金沢工業大／岐阜協立大
関西	滋賀大／京都大／京都工芸繊維大／大阪大（大阪外語大）／神戸大／和歌山大／滋賀県立大／大阪市立大／大阪府立大／神戸市外語大／兵庫県立大	京都外語大／京都産業大／同志社大／立命館大／龍谷大／大阪経済大／関西大／関西外語大／近畿大／桃山学院大／関西学院大／甲南大／天理大
中国・九州・沖縄	岡山大／広島大／山口大／鳥取大／島根大／徳島大／香川大／高知大／九州大／九州工業大／佐賀大／熊本大／大分大／琉球大／広島市立大／熊本県立大	岡山商科大／広島修道大／広島経済大／高松大／松山大／九州国際大／九州産業大／西南学院大／福岡大／福岡工業大／久留米大

この表はマキタのHPから引用したものです。
この表より、東京大学、京都大学などの難関国立大学のみならず大東亜帝国レベルの地方の私立大学など幅広く積極的に採用している姿勢がみてとれます。

すなわち、大東亜帝国〜日東駒専レベルに所属している優秀な学生に強くおすすめしたい企業になります。

まとめ

マキタは日本を代表する有力な企業であることは周知の事実ですが、実は難関大学のみならず幅広い大学から就活生を採用しているということがわかりました。

そのため、「大学受験ではあまり手応えがなかったけど、就職活動では巻き返したい！」と考える就活生にぜひトライしてほしい企業になります。

また難関大学に所属している就活生にとっても、市場を牛耳る大企業という安定感と電動工具という製品の面白さを考えると非常におすすめできる企業であるといえます。

自分自身の適性と将来成し遂げたいことをきちんと理解したうえで、就職活動に望んでみてはいかがでしょうか。

マキタを受ける前にOfferBoxの適性診断を利用して強みを整理しておきましょう！
大手企業からの選考案内も届いて一石二鳥です。