【新卒採用】VC(ベンチャーキャピタル)一覧 23卒・24卒最新版

企業特集

新卒採用をしているベンチャーキャピタルは日本に数えるほどしかありません。
今回は、ベンチャーキャピタリストを目指す就活生に向けて、新卒採用を行っているVCを一挙にご紹介します。

VC(ベンチャー・キャピタル)とは

ベンチャーキャピタルとは、創業間もないベンチャー企業やスタートアップ企業に対して、
将来得られる大きな利益を期待して資金を提供する投資会社のことです。

未上場のベンチャー企業は、企業の価値や将来的な成長見通しが読みづらく、
VCが行っている投資はハイリスク・ハイリターンの投資であるといわれています。

そのため、ベンチャーキャピタルで働くベンチャーキャピタリストは、
ベンチャー企業を創業したアントレプレナー(社長)に対して、継続的な経営支援や
具体的な作業を請け負うなどすることで、IPOM&Aなどに漕ぎ着けようとします。

日本はアメリカなどの諸外国と比較して、ベンチャー企業の設立数が少ないため、
VCもあまり多くはありません。

そのため新卒採用をしているVCは、かなり限られてきます。
以下ではVCを受ける就活生が検討候補に入れるべきVCを紹介します。

新卒採用を実施しているVC

ジャフコ(JAFCO)

毎年採用を実施している、VC最大手のジャフコ
就活生は要チェックです。

フューチャーベンチャーキャピタル

地方への展開に強みをもつVC。
本社が京都にあり、その他東京、盛岡に支社があります。

SBIホールディングス

総合職採用を実施中。
様々な事業会社をもっており、SBIインベストメント※1への配属を希望すればベンチャーキャピタリストへの道が拓かれます。

※1【アセットマネジメント事業会社】
SBIインベストメント(ベンチャーキャピタルファンド等の運用・管理)

インキュベイトファンド

東京赤坂に本社を構える、創業期のスタートアップに競争力を有した独立系VC。

SBIC(東京中小企業投資育成株式会社)

IPOやM&Aのイグジットで報酬を得る一般的なVCとは異なり、配当をメインとする政府系VC。
毎年若干名の採用を継続しています。

ニッセイ・キャピタル ※参考

日本生命グループのVC。
21卒では採用を行っていたようです。(22・23卒の募集は見つかりませんでした)

イグニッション・ポイント[VC採用]

イノベーション創出に強みを持つ、総合系コンサルティングファーム
2014年に創業し、現在は200名体制でビジネスに取り組んでいるベンチャー企業です。
そんなイグニッションポイントが、23卒向けにベンチャーキャピタリストのジョブ選考をしていました(現在は終了)
24卒は次の募集を要チェックです。

新卒大手金融機関→中途VCの道もあり

新卒採用でVCに入社するのは、採用人数が少なくとても高いハードルがあります。
そのため、まずはメガバンクや証券会社の法人営業や富裕層営業を行い、
そのバックボーンをもとに、中途でVCに応募するという方法も一考の余地があります。

中途VCの求人例1
・銀行(メガバンク、有力地銀等)や大手証券会社などの金融機関で法人営業、富裕層営業の経験がある方
※VC業務未経験でも可です
中途VCの求人例2
・金融機関(銀行、信用金庫等)での法人営業経験

まとめ

今回紹介した企業は、VC業界のなかでも存在感の大きな企業ばかりです。
これら以外のVCは、募集をしていても採用人数が少ないため公にはせず、
リファラル採用のみのケースもあるようです。

新卒採用でベンチャーキャピタリストになった片岡氏はニュースピックスの記事で、
以下のように答えています。

VC業界では、インターン生の求人自体が見つからない場合も多々あります。単純に人手が間に合っているということもあるかもしれませんが、「キャピタリストには人脈を広げる力や、普通は入りこめないコミュニティの内側へと飛び込んでいく力が求められる」ことも関係しているでしょう。               引用元 https://job.newspicks.com/articles/48

自ら新たな人脈を切り開き、ビジネス機会を掴んでいく力を就活生のうちから
養っていくことが必要なのかもしれません。

旧帝大・早慶レベルの大学に通っている就活生であれば、自分の大学にVCの研究やVCを熱心に研究している教授や団体があると思います。
まずはそうした人たちにアプローチすることが、
ベンチャーキャピタリストになるための良いきっかけとなるでしょう。

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