【三菱グループ】企業の就職偏差値ランキング!23卒・24卒最新版

就職偏差値
©三菱広報委員会

三菱グループ・三菱財閥に属する企業に特化した、最新版の就職偏差値ランキングをご紹介します。
本記事を読むと、総合商社からメーカー、銀行まで幅広いグループ企業の順位を理解できます。
三菱グループのなかで、トップは東京駅前を中心に不動産開発を行う三菱地所、総合商社の雄である三菱商事がランクインしました。

就職偏差値とは

就職偏差値とは、入ったらいかに「すげーっ」と思われるか、
ドヤれるか」といった軸で決められています。

これは入社難易度に比例するため、入社難易度とイコールと考えてください。

先に断っておくと偏差値自体は主観的かつ曖昧なものですが、
これからのキャリアを切り拓いていく学生にとっては重要な企業選びの軸の一つになります。

就職偏差値の判断軸について

就職偏差値は以下の①→②→③の順に検討されています。

①選考の難易度

選考の難易度とは、「人の質」を指しています。

・人の質(エントリー者の学歴、併願先)

人の質とは、ずばり「どの大学に所属しているか」がメインになります。

特に、「東京一工」(東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学)の学生が内定者の中心といった企業は就職偏差値において高く評価されています。

またかなりレア者ですが、中にはスタンフォード大学、カリフォルニア大学、マサチューセッツ工科大学など海外大学の内定者もおり、偏差値ポイントは跳ね上がります。

②ステータス性

ステータス性とは、①の「選考の難易度」に以下の要素を加えたものです。

・社格(業界順位など)

社格とは企業の格、重厚感、ブランド力、社会的影響力など、
複数の要素で構成されているものです。

社格が高ければ高いほど、

①関係先企業へのバイイングパワーが強く交渉しやすい
②就職後の転職活動が容易
③役職定年後の待遇が良い(出向など)
④内定先自慢を生涯に渡って可能

など多くのメリットを持っています。

・年収(ジョブ型、転職で伸ばせるかも含む)

東京商工リサーチによると、
上場企業(2018年決算、2591社)の平均年収は606万2000円だそうです。

高年収を得たい学生にとっては、この平均年収を大きく上回りたいという思いがあります。

世間的には平均年収「800万円」を超えると高年収、高学歴層の基準でいうと平均年収「1000万円」を超えると高年収という感覚でしょう。

ここでいう高学歴層とは、MARCH関関同立以上の大学出身者を指しています。各大学の就職実績よりこの大学群がボーダーになると考えています。

・勤務地(東京勤務が至高)

いかに東京などの都心、または海外駐在が可能かどうかがこの項目に含まれます。

多くの学生にとって、国内外含めアーバンライフ(都会での生活)は憧れそのものです。

欲しいモノがすぐに手に入り、
行きたいライブやイベントに気軽にアクセスできるなど多くの魅力が都会にはあるからです。

また海外駐在においては、企業のカネで語学力をアップさせたり、レジュメ映え(転職活動時に加点)を行える点が高く学生に評価されています。

一方の地方都市への全国転勤がある企業は、人生設計が難しい点から嫌悪されがちです。

・業務内容(知識集約型か労働集約型かなど)

知識集約型とは、
企業が収益をあげていくうえで、知識や技術力が利益の源泉となるタイプをさします。

具体的には、コンサルティング・ファーム、PEファンド、製薬企業、ファブレス企業(GAFAM、キーエンスなど)があります。

一方労働集約型とは、企業が収益をあげていくうえで、
機械化が難しく人による単純労働が利益の源泉になるタイプをさします。

一般的には、飲食業、介護、運送業などが該当しています。

これら2分類を踏まえ高収入を得ていくうえでは、
知識集約型≫労働集約型という関係が成り立つといわれています。

③企業の魅力

企業の魅力とは②の「ステータス性」に加えて、
「WLB(ワークライフバランス)」の要素を組み入れたものです。

・wlb(業務負荷、労働時間など)

・残業時間

最近は定時であがり、趣味の時間に充てたいと考える学生は多くなっています。

健康的で充実した生活を過ごしていくうえで、
人間らしい働き方ができるかどうかは重視されるべき項目です。

企業のなかには、当初からみなし残業として45時間を与える労働契約をしているところもあり、
要チェックです。
みなし残業とは、企業側が労働時間を把握しにくい職種(外回り営業)などの職種において用いられれる残業制度で、あらかじめ1日あたり8時間をこえる超過分に対して割増賃金を支払う制度のことです。

・年間休日

労働条件総合調査 によると、年間休日の平均は108日だそう。
特に完全週休2日制を採用している企業は、年間休日数が120日前後になる計算になります。

土日祝を還元して仕事をしている企業も一定数あるため、
東洋経済新報社の就職四季報2022年版に掲載されている「有給取得日数」の確認が最も手っ取り早く、手元に常備しておきたい書籍です。

三菱グループとは

©三菱広報委員会

三菱グループについて、三菱広報委員会により以下のように説明されています。

三菱グループの各企業・団体は、製造・金融・商業・建設・ITなど、あらゆる分野で事業を展開しています。
現在はそれぞれに独立した企業・団体ですが、その根底に共通して流れているのは三菱グループに受け継がれる理念「三綱領」です。

以上の説明からわかるように、三菱グループは製造業からITまで幅広く事業をおこなっており、
それらの企業は三菱グループの理念「三綱領」を共通の理念として掲げているということがわかります。

特に、三菱グループのなかでも事業規模が大きな、
三菱商事、三菱重工、三菱UFJ銀行の 3社が「御三家」とよばれています。
そして三菱グループの主要27社は「金曜会」に所属しており、
三菱広報委員会に所属している企業が37社あります。
※金曜会に所属している企業は三菱ケミカル以外、すべて三菱広報委員会にも所属しています。

三菱広報委員会にのみ参加している企業は、
三菱グループのなかでも影響力が小さいといわれています。

三菱グループに所属する企業一覧

三菱化工機
三菱ガス化学
三菱ケミカルホールディングス
三菱地所
三菱自動車工業
三菱重工業
三菱商事
三菱製鋼
三菱製紙
三菱倉庫
三菱総合研究所
三菱電機
三菱UFJ銀行
三菱ふそうトラック・バス
三菱マテリアル
三菱UFJ証券ホールディングス
三菱UFJ信託銀行
AGC
キリンホールディングス
ENEOSホールディングス
東京海上日動火災保険
ニコン
日本郵船
ピーエス三菱
明治安田生命保険
三菱ケミカル
三菱オートリース
三菱鉱石輸送
三菱食品
三菱スペース・ソフトウエア
三菱プレシジョン
三菱UFJニコス
三菱HCキャピタル
アストモスエネルギー
大日本塗料
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ
ローソン
三菱アルミニウム(米国投資会社アポロに売却され、2022/4よりMAアルミニウムへ社名変更)

本記事では、全ての企業の就職偏差値を紹介するのではなく、
MARCH・関関同立勝ちラインの企業までを紹介します。

【三菱グループ】就職偏差値ランキング【最新版】

75          三菱地所 三菱商事
73          東京海上日動火災保険(SPEC)
72          三菱UFJモルガンスタンレー証券(IB部門)
71          三菱総合研究所

=====東京一工勝ち=====

69          三菱UFJリサーチ&コンサルティング 三菱UFJ銀行(戦略財務会計・FT・GCIB)
三菱UFJ国際投信 三菱UFJ国際投信
68          日本郵船

=====早慶地帝優秀層勝ち=====

66          AGC キリンホールディングス ENEOSホールディングス
65          三菱ケミカルホールディングス 東京海上日動火災保険(グローバル)
64          三菱重工業 三菱UFJ銀行(OP)三菱UFJ信託銀行
63          三菱ガス化学

=====早慶地帝勝ち=====

61          田辺三菱製薬(三菱ケミカルホールディングスグループ)三菱マテリアル
明治安田生命保険
60         三菱電機 三菱UFJモルガンスタンレー証券(総合)
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ

=====MARCH関関同立優秀層勝ち=====

59          三菱UFJインフォメーションテクノロジー 三菱HCキャピタル
58          三菱倉庫 三菱UFJニコス
57          三菱自動車工業 東京海上日動システムズ 三菱地所レジデンス
56          東京海上日動あんしん生命

=====MARCH関関同立勝ち=====

※特別表記がなければ全国転勤あり通常総合職を指す
※東京一工(東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学の略称)
※早慶地帝(早稲田大学、慶應義塾大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学の総称)

以下の記事に掲載されているデータから三菱グループの企業のみを抜粋しました。

ポイント

三菱グループは金融系に強い傾向

➢損害保険最大手の東京海上日動
➢メガバンク最大手の三菱UFJ銀行
➢つみたてNISA人気No.1「emaxisシリーズ」を提供する三菱UFJ国際投信

東京海上日動本社 ©知る知るナビ

デベロッパーや総合商社など、高年収企業への人気が高い

三菱地所(デベロッパー) 平均年収1273.5万円(有価証券報告書記載)
三菱商事(総合商社) 平均年収1631.9万円(有価証券報告書記載)
三菱総合研究所(シンクタンク) 平均年収1006万円(有価証券報告書記載)

三菱商事本社 ©知る知るナビ

採用人数大幅減の流れから、数年前と比較してメガバンクの難易度が上昇

三菱UFJ銀行は2017年には1217名も採用していたが、2021年に370名に大幅減少
➢三菱UFJ銀行に限らず、その他メガバンクの採用難易度も上昇

三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行が2023年春の新卒採用計画数を今年春から13%少ない計1100人とすることが分かった。 店舗の統廃合や事務の効率化を急ピッチで進めてきたことなどを背景に、5年前の約3200人と比べ、およそ3分の1に抑える。

出典:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB054RG0V00C22A4000000/

メーカーのなかでも、化学、飲料メーカーの難易度が高め

➢化学メーカーでは、AGC(ガラス)、三菱ケミカルホールディングス(化成品)、三菱ガス化学(天然ガス系化学品)が該当
➢飲料メーカーでは、キリンホールディングス(ビール)が該当

まとめ

いかがだったでしょうか。

三菱グループは多種多様な事業を展開しているため、
時代によってグループのなかでどの企業が高くなり、低くなるか?が変化してきました。

現時点で高く評価または低く評価されている企業でも、
5年後、10年後の順位は大きく変わっているかもしれませんね。

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就活生のなかには、

「就職活動はしているつもりだけど、企業が多すぎる
「結局、自分はどの企業や業界に向いているんだろう」

といった、不安や悩みごとがある方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、大手企業と呼ばれる東証一部上場の企業だけでも2000社以上あるからです。
それでも日本には386万社もあるため、全体のたった1%未満です。

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まずはできることから一歩ずつ取り組んでいきましょう。

 

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