就職偏差値が「あてにならない」&「意味がない」3つの理由

就職偏差値

皆さんは、ちまたにあふれる「就職偏差値」について一度は聞いたり見たことがあるのではないでしょうか。
しかしそこらへんの「就職偏差値」は意味がないくだらないと断言できます。
今回は就活生の入社のする企業を左右する影響力をもつ、「就職偏差値」がなぜあてにならないかを解説します。

就職偏差値とは

就職偏差値とは、入ったらいかに「すげーっ」と思われるか、
ドヤれるか」といった軸で決められている企業の偏差値のことです。

これは入社難易度に比例するため、入社難易度とイコールと考えるとわかりやすいと思います。

就職偏差値は主に以下のような指標で決定されています。

  1. ①選考の難易度
    1. ・人の質(エントリー者の学歴、併願先)
  2. ②ステータス性
    1. ・社格(業界順位など)
    2. ・年収(ジョブ型、転職で伸ばせるかも含む)
    3. ・勤務地(東京勤務が至高)
    4. ・業務内容(知識集約型か労働集約型かなど)
  3. ③企業の魅力
    1. ・wlb(業務負荷、労働時間など)
      1. ・残業時間
      2. ・年間休日
  4. その他の参考要素
    1. ・モテ度(恋愛四季報偏差値

2023卒最新版就職偏差値ランキング

以下の就職偏差値は、巷であふれる就職偏差値のなかで最新の就職偏差値になります。

《2021年就職偏差値》

【80】McKinsey&Company GoldmanSachs MorganStanley Point72 CapitalGroup
【79】BostonConsultingGroup*BCG* JPMorgan Bain&Company BankofAmerica*MerrillLynch*

=====スーパーエリート=====

【78】ATKearney Citi Google
【77】Strategy& Lazard DeutscheBank Barclays UBS
【76】RolandBerger ArthurD.Little*ADL* L.E.K. OliverWyman 日本銀行 野村證券(GM) CreditSuisse BlackRock P&G(マーケ)

=====海外トップ大勝ち=====

【75】三菱地所 三井不動産 三菱商事 野村證券(IB) GCA*HoulihanLokey* BNPParibas SociétéGénérale CréditAgricole HSBC RoyalBankofScotland*RBS*
【74】日本政策投資銀行*DBJ* SMBC日興証券(IB) Accenture(戦略) EYParthenon Simon-Kucher ZSAssociates
【73】ドリームインキュベータ*DI* コーポレイトディレクション*CDI* 経営共創基盤*IGPI* 伊藤忠商事 野村アセットマネジメント(運用) 国際協力銀行*JBIC* 東京海上日動(SPEC) みずほ証券(IB) Fidelity
【72】Mercer KornFerry 三菱UFJモルガンスタンレー証券(IB) KPMG(FAS) 日本生命(AC) 第一生命(AC) クオンツ全般 三井物産 日本テレビ テレビ朝日 フジテレビ TBS 講談社 集英社 Microsoft ユニリーバ(マーケ)
【71】野村総合研究所*NRI*(経営) 三菱総合研究所*MRI* Cisco 電通 小学館 白泉社 文藝春秋 医学書院 国際協力機構 みずほFG(GCF/GM&AM) SMBC日興証券(GM) 三井住友海上(スペシフィック) 野村アセットマネジメント(運用以外) EY新日本(AC) PwCあらた(AC) 損害保険ジャパン(AC) 地主*日本商業開発*
【70】Amazon(Consumer) AmazonWebServices*AWS* VMware pwcアドバイザリー 日本取引所グループ 日本生命(資産運用) 大和証券(GM/IB) 日興アセットマネジメント アセットマネジメントOne その他アクチュアリー全般 住友商事 日本経済新聞 日経BP 日本ロレアル(マーケ) 花王(マーケ) 資生堂(マーケ) JAFCO

=====東京一工勝ち=====

【69】デロイトトーマツコンサルティング*DTC* デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー*DTFA* 三菱UFJリサーチ&コンサルティング*MURC* 日本IBM(戦略) 日本経営システム P&Eディレクションズ Bloomberg トヨタ 味の素 任天堂 丸紅 博報堂 JR東海 三菱UFJ銀行(戦略財務会計/FT/GCIB) 日本証券金融 三菱UFJ国際投信 三井住友DSアセットマネジメント 東京海上アセットマネジメント テレビ東京 読売テレビ 朝日放送テレビ 毎日放送 関西テレビ
【68】PwCコンサルティング SAP 大和アセットマネジメント 日本郵船 商船三井 東京ガス サントリー 農林中央金庫 全国銀行協会 日本証券業協会 朝日新聞 新潮社 東洋経済新報 東急不動産

=====早慶地帝優秀層勝ち=====

【67】KPMGコンサルティング Salesforce CambridgeTechnologyPartners 国際石油開発帝石*INPEX* 三井住友トラストアセットマネジメント ケネディクス 日本損保協会 証券保管振替機構 監査法人トーマツ PwCあらた EY新日本 あずさ P&G(マーケ以外) ユニリーバ(マーケ以外) 富士フイルム 豊田通商 住友不動産 東京建物 森ビル 共同通信
【66】Accenture(ビジネス/デジタル) EYストラテジーアンドコンサルティング 野村総合研究所*NRI*(AE/TE) 日本総合研究所*JRI*(コンサル) キリン ソニー キーエンス AGC 旭化成 大阪ガス ヒューリック テレビ大阪 ENEOS 日本貿易振興機構 セントラル短資 上田八木短資 りそな銀行(専門職コース) ニッセイアセットマネジメント 読売新聞 NHK
【65】日本IBM(コンサル) アビームコンサルティング 日本Oracle Capgemini アサヒ 明治 川崎汽船 阪急阪神HD 関西電力 中部電力 JERA JT 東京海上日動(グローバル) 東京短資 東京中小企業投資育成*SBIC* レオス・キャピタルワークス JR東日本 東急 双日 伊藤忠丸紅鉄鋼 武田薬品工業 東レ 三菱ケミカル 住友化学 信越化学 ファナック 東宝 NTT都市開発 野村不動産 KADOKAWA 日本中央競馬会*JRA* 明治大学(職員) スマートニュース
【64】みずほリサーチ&テクノロジーズ(コンサル) 大和総研*DIR*(コンサル) NTTデータ経営研究所 日本M&Aセンター リクルート 日本IBM(SE) NTTデータ NTTドコモ 日立製作所 Accenture(SE) 三菱UFJ銀行(OP) 三菱UFJ信託銀行 日本生命(総合) 日本相互証券 損保料率算出機構 日揮 三菱重工 本田技研工業 デンソー 東京エレクトロン シーメンス 日本ロレアル(マーケ以外) ソニーミュージック バンダイナムコ メタルワン 第一三共 アステラス製薬 中外製薬 三井化学 森トラスト 日鉄興和不動産 首都高速 McCann WOWOW 毎日新聞 東海テレビ 中京テレビ CBCテレビ 名古屋テレビ
【63】NTTコミュニケーションズ KDDI 日鉄ソリューションズ 三井住友銀行(総合職) 三井住友信託銀行(Gコース) 三井住友海上(総合職) オリックス 第一生命(総合職) 信金中央金庫 生命保険協会 信託協会 鹿島建設 JR西日本 東京メトロ 京浜急行電鉄 石油資源開発*JAPEX* 出光興産 小松製作所 川崎重工 日本製鉄 3Mジャパン IHI エーザイ 豊田自動織機 住友電気工業 パナソニック 花王(マーケ以外) 資生堂(マーケ以外) 日清食品 日清製粉 三菱ガス化学 ADK ONE Avex ローカル局(在阪・在名除く)

=====早慶地帝勝ち=====

【62】クニエ シグマクシス SoftBank エムスリー DeNA Yahoo! 日本HP 富士通 日本電気*NEC* 日本総合研究所*JRI* 電通国際情報サービス 大和総研*DIR* NTT東日本 LINE ヒューレット・パッカードエンタープライズ*HPE* みずほFG(OP) 野村證券(リテール) 商工組合中央金庫 AIG損害保険 JA共済 日本政策金融公庫 日本貿易保険 三井住友カード 帝人 東京電力 東邦ガス 小田急電鉄 飯野海運 NEXCO中日本 大林組 大成建設 清水建設 ディスコ ボッシュ JFEスチール ライオン ネスレ日本 森永製菓 日清紡 京セラ 村田製作所 ユニ・チャーム カゴメ ハウス食品 ヤクルト 長瀬産業 兼松 キッコーマン 協和キリン KOSE サッポロビール 大塚製薬 TOTO ブリヂストン クボタ ダイキン Amazon(Operation) JSR JR東日本企画 ポニーキャニオン 日本音楽著作権協会*JASRAC* 東映 中日新聞 西日本新聞 三井不動産レジデンシャル ナイキ アディダス
【61】REVAMP 博報堂コンサルティング ジャストシステム 日立コンサルティング ベイカレントコンサルティング サイバーエージェント みずほリサーチ&テクノロジーズ(IT) 電通デジタル NTT西日本 三井住友銀行(リテール) 損害保険ジャパン 明治安田生命(総合職) SMBC信託 住友生命(総合職) 大和証券(総合) JCB 伊藤忠エネクス 住友商事グローバルメタルズ 竹中工務店 エアウォーター 日産化学 大陽日酸 日産 昭和電工 島津製作所 塩野義製薬 JX金属 シマノ 三菱マテリアル 積水化学 田辺三菱 東ソー バンダイ カルビー アイシン アッヴィ アドバンテスト エスティーローダ エリクソン オムロン電源開発 阪神高速 コスモエネルギー デンカ 千代田加工 近鉄GHD NSユナイテッド海運 NEXCO東日本 NEXCO西日本 九州電力 東北電力 京王電鉄 大阪メトロ 東武鉄道 西武鉄道 名古屋鉄道 京阪HD スクエアエニックス コナミデジタルエンタテインメント 北海道新聞 河北新報 中国新聞
【60】シンプレクス ウルシステムズ 楽天 伊藤忠テクノソリューションズ*CTC* トレンドマイクロ フューチャー 日本タタコンサルタンシーサービシズ 日本ユニシス JSOL SMBC日興証券(総合) 三菱UFJモルガンスタンレー証券(総合) アフラック マルハニチロ アサヒ飲料 ニチレイ 不二製油 雪印メグミルク キューピー グリコ ロッテ ミツカン 森永乳業 日本ハム 王子HD 中国電力 四国電力 スバル いすゞ トヨタ車体 阪和興業 日鉄物産 タカラトミー セガサミー カプコン オリエンタルランド エプソン KIOXIA キヤノン クラレ 栗田工業 スクリーン 東芝 三菱電機 日本軽金属 古河電機工業 住友重機械工業 三井金属 ヤマハ発動機 住友林業 ロート製薬 大正製薬 オリンパス 神戸製鋼 住友金属鉱山 大同特殊鋼 JA全農 安川電機 リクルート・コミュニケーションズ ヤマハ UR都市機構 キングレコード 産経新聞 時事通信 新潟日報 静岡新聞 信濃毎日新聞 京都新聞 神戸新聞 山陽新聞 日本工営 建設技術研究所 パシフィックコンサルタンツ

=====MARCH関関同立優秀層勝ち=====

【59】NTTデータ子会社上位(システム技術/先端技術) NTTコムウェア レコフ 日本能率協会コンサルティング*JMAC* スカイライト イグニションポイント リブコンサルティング CLIS 三菱UFJインフォメーションテクノロジー アバナード ベネッセ 東急エージェンシー カネカ ニッスイ ブラザー工業 日本ペイント テルモ マンダム TDK 日本製紙 京成電鉄 北陸電力 沖縄電力 南海 NYKバルクプロジェクト 宇部興産 岡谷鋼機 日本紙パルプ商事 稲畑産業 豊島 LIXIL ダイハツ スズキ みずほ証券(総合) 東京センチュリー 三井住友ファイナンス&リース 三菱HCキャピタル 横浜銀行 全国信用協同組合 全国地銀協会 東京信用保証協会 日本郵便 東洋エンジニアリング 扶桑社 コーエーテクモ 八千代エンジニヤリング アシックス ミズノ
【58】レイヤーズコンサルティング 山田コンサルティング FUNDBOOK 三菱倉庫 三菱UFJニコス ゆうちょ銀行 りそな銀行 松井証券 マネックス証券 かんぽ生命 あいおいニッセイ同和損保 新生銀行 千葉銀行 芙蓉総合リース JA三井リース みずほリース NTTファイナンス 岩谷産業 JFE商事 ローム DAC ニップン 象印マホービン 大日本住友製薬 小野薬品 関西ペイント コクヨ コニカミノルタ カネボウ SHARP シスメックス 大鵬薬品東京応化 日東電工 日鉄鉱業 日本電産 日本光電 日本精巧 マツダ パイロット パラマウントベッド フィリップス ポーラ ミスミ 三菱鉛筆 ワコール 長谷工コーポレーション カシオ DMG森精機
【57】SCSK Sansan オービック TIS 富士フイルムビジネスイノベーション キヤノンマーケティングジャパン 興和 農中情報システム 東京海上日動システムズ 住友倉庫 三井倉庫 JR九州 三菱地所レジデンス ソニー生命 楽天カード あおぞら銀行 アース製薬 ヴィトン ウシオ電機 横河電機 荏原製作所 ギガフォトン 小林製薬 参天製薬 シャネル SUMCO 東洋紡 トンボ 日本新薬 日本触媒 浜松ホトニクス ピアス 久光製薬 日立建機 三菱自動車 日野自動車 ファーストリテイリング ファンケル 富士電機 HOYA マイクロンメモリ ミルボン 横浜ゴム リコー ルネサス 電通東日本 電通西日本 読売広告社 伊藤ハム
【56】トヨタシステムズ 日立ソリューションズ・システムズ サイボウズ 富士通Japan 大塚商会 NECソリューションイノベータ 三菱UFJトラストシステム ユニアデックス ビジネスエンジニアリング マネーフォワード セゾン情報システムズ 三井製糖 富国生命 東京スター銀行 ソニー損保 東京海上日動あんしん生命 オリックス銀行 太陽生命 大同生命 JR北海道 JR貨物 江ノ島電鉄 秩父鉄道 千葉都市モノレール 新京成 多摩モノレール リンナイ NTN 日立造船 日立ハイテク 三菱アルミニウム 大王製紙 ジェイテクト ナブテスコ 因幡電機産業 日経広告社 朝日広告社 大日本印刷 電通北海道・九州 日経PR オリコム AOI デジタルガレージ セプテーニ オプト 大広 戸田建設 五洋建設 前田建設工業 プリマハム デサント
【55】ニトリ パーソル レバレジーズ ニッセイ情報テクノロジー 丸紅情報システムズ 船井総研 プロレドパートナーズ プラスアルファコンサルティング オースビー ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング アビームシステムズ ドワンゴ オービックビジネスコンサルタント 静岡銀行 中央労働金庫 三井住友海上あいおい生命保険 福岡銀行 常陽銀行 京都銀行 朝日生命 大樹生命 SOMPOひまわり生命 イーデザイン損保 ぐるなび 博報堂プロダクツ 凸版印刷 毎日広告社 読売IS 三井住友建設 ジヤトコ 奥村組 フジタ

=====MARCH関関同立勝ち=====

※外資ITは営業職想定
※DS系職種は会社+4相当
※特別表記がなければ全国転勤あり通常総合職を指す
※金融専門職はIT部門を除く
※新聞社は記者職以外-2相当

あてにならない理由

根拠がなく、主観的

偏差値自体は主観的かつ曖昧なものです。
なぜなら、就活生が「どの企業へ入社」するかは人によって異なるからです。

例えば、東京勤務を希望している就活生なら、業界最大手の企業に内定を貰っても、全国勤務を嫌ってワンランク下げた東京勤務が可能な企業を選ぶかもしれません。

すなわち就活生によってこだわりのポイントが、「年収」、「勤務地」、「安定」、「世間体」、「スキル取得」などさまざまであるため、単に就職偏差値が高いからといって選ぶことは難しいのです。

一般的な偏差値とは異なる

これまで学生が親しんできた偏差値は、大学受験偏差値、高校受験偏差値、中学受験偏差値などでしょう。

これらの偏差値とはことなり、「就職偏差値」は厳密には偏差値ではありません。
就職偏差値」というよりは、「就職ランキング」という表現が正しいのです。

しかし就職偏差値という呼び名が普及した理由は、「就職ランキング」という表現が色々な要素を含みすぎて曖昧だからです。

例えば、東洋経済新報社や学情、リセマム、楽天みんしゅうなど様々な媒体が、毎年「就職先人気ランキング」というランキングを発表しています。

これらのランキングは単に就活生からの知名度ランキングに収まることが多く、「就職偏差値」が意図しているような内容には程遠いのが現状です。

そのため、ものごとの辻褄が合うように就職「偏差値」という呼称が広がったと考えられます。

企業を網羅していない

一般的に就職偏差値に掲載される企業は一定以上の採用数があり、知名度などが高い企業だけがフォーカスされがちになります。
そのため、年収も高く企業の競争力としては十分にあるのに、「偏差値表に掲載されていない」という自体が発生しがちです。

例えば、外資系企業の若干名採用、ベンチャー企業の知名度不足などが挙げられます。これらの企業はどうしても就活生のなかで知られないままになりがちです。

©知る知るナビ

就職偏差値+MY就活軸のススメ

このように就職偏差値のデメリットを紹介したうえで、
あえて「就職偏差値+MY就活軸」の活用をオススメしたいと思っています。

「えっ、結局就職偏差値使うんだ。。」
「意味がないんじゃないの?」

もちろん、就職偏差値が万人の就活生に受け入れられるものではないということは百も承知です。

しかし、上記で紹介した就職偏差値は2022卒の就活生を中心に600名以上が
同時に内定を得た場合、どちらの企業を選択するか??」を議論したうえで導き出されたものです。

そのため、これほど就活生全体の動向を知れるおいしい情報はないと確信しています。

では、この「就職偏差値」をどのように活用すれば良いのでしょうか。
方法は簡単です。

複数エントリーする際に、自分自身の所属している大学の勝ち判定ラインを中心にエントリーするのです!
ある程度高学歴の学生であれば、複数の企業が該当し絞り込めないと思います。
その際に、「MY就活軸」を活用するのです。

MY就活軸」とは、「入社においてどうしても譲れないポイント」のことです。

例えば、お金が大好きな慶應義塾大学所属のAくんのエントリー例を紹介したいと思います。

慶應義塾大学3年生のAくん

就活軸は給料。なるべく大手に行きたいが、全落ちのリスクも避けたい。

お金が好き→給料が高い→金融業界、総合商社業界、コンサルティング業界

と上記のように繋がります。Aくんは金融業界に焦点を定めることにしました。

その次に、「就職偏差値」を活用し勝ち判定ラインの企業を中心に絞り込みます。
早慶勝ちのラインは、62〜63にありますので、エントリー数20社とすると、

70〜 4社 (2割) 例)野村證券(IB)、大和証券(IB)
63〜69 12社(6割)例)三菱UFJ銀行(OP)、東京海上日動(グローバル)
〜62 4社 (2割) 例)みずほFG(OP)、損害保険ジャパン

という具合に受けると、こだわりをもったうえで「大企業へ入社する確率」を最大限に高められるはずです。

まとめ

就職偏差値は普通の偏差値とは違い、「主観的で曖昧であるランキング」です。
あてにならない、くだらない、意味がないなどと批判されるのはそのためです。

しかし就活生が企業を選ぶ際も、実は主観的で曖昧だったりするものです。
ならば、ある程度の精度で企業の入社難易度を知れる就職偏差値を活用しない手はありません。
(よほど企業を見る目が肥えているなら話は別ですが笑)

結論、「就職偏差値+MY就活軸」という戦略をもとに就活を進めましょう。

そしてなにより就職偏差値を活用していれば、「大きなハズレ」を引かずに済みます。
(例 小売系企業の知名度をもとに就職したが、実際は就職偏差値が低く、その理由が給料の低さだった、等。)

これまで社会と接点の少なかった学生が、社会へと羽ばたくときこの「就職偏差値」はきっと有力な就活ツールとして活用できるでしょう。

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