今回は銀行業界に特化した、業界別就職偏差値ランキングを紹介します。
皆さんは就職偏差値を調べた際に、「なんとなく情報が古いのでは?」「これってブロガーの主観だよね?」と感じたことがあるのではないでしょうか?
本サイトで紹介する就職偏差値は、700名以上の就活生によって議論された末の就職偏差値なので最新のリアルな企業の立ち位置を把握することができます。
それでは、銀行業界の就職偏差値を紹介します。
就職偏差値ランキング
外銀と呼ばれる外資系投資銀行は、
「銀行」と名前はついていますが、法律上は証券会社扱いのため証券業界の偏差値表に掲載しています。
現役の就活生なら、この偏差値表をみて「かなり精度が高い!」と感じたことかと思います。
この偏差値表は、LINEのオープンチャットで導き出され、現在でも活発に議論されています。
気になる方は以下のURLからLINEのオープンチャットに参加可能です。
オープンチャット「文系総合職 格付けの会」
https://line.me/ti/g2/z_iGdKbrsDwEo6fxHSPNUQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
以下では、なぜこの立ち位置になったのかについて詳しく解説していきたいと思います。
ランク別の企業紹介
=====海外トップ大勝ち=====
日本銀行が唯一のランクインとなりました。
外資系投資銀行は銀行と名前は冠しているものの、日本の法律上は証券会社の括りになります。
そのため、銀行業界のトップは日本銀行になります。
日本銀行の総合職はこのように非常に難易度が高いですが、
特定職採用(就職偏差値:62)をしていることがあまり知られていないため、企業ブランドが欲しい就活生は日銀の一般職採用に挑戦してみるのはどうでしょうか。
=====東京一工勝ち=====
このランクで特筆すべきことは、政府系金融機関が2行ランクインしたということです。
日本政策投資銀行(DBJ)
国際協力銀行(JBIC)
政府系金融機関とは、公務員と民間のいいとこ取りとも呼ばれており、
民間並みの高給を得ながら、公務員並みに解雇される心配がないという特徴があります。
そのため、政府系金融機関が第一志望という高スペック就活生も多く、
適切な就活対策が求められます。
具体的には、大学3年次のサマーインターンシップへの応募(例年5月〜6月募集〆切、7〜8月実施)、金融業界・銀行業に関する体系的な理解などが挙げられます。
====早慶地帝優秀層勝ち=====
ここでも、広義の政府系金融機関である「農林中央金庫」がランクインしました。
正確には系統金融機関に属する農中ですが、
まったり高給で知られており、日本政策投資銀行や国際協力銀行よりも就職難易度は落ちますが、
給料はこれらの2行よりももらえるというコスパ良しの金融機関なのです。
他のまったり高給企業について詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介してます。
最近、本社を新築オフィスビルに移転したばかりの注目の金融機関です。
金融志望の就活生から人気のある農中ですが、
中途採用を積極的に行っていることから、金融系の転職を考えているサラリーマンにも人気があります。
=====早慶地帝勝ち=====
ここでようやく、メガバンクツートップの三菱UFJ銀行、三井住友銀行がランクインしました!
三菱UFJ銀行(MUFG)
三井住友銀行(SMBC)
メガバンクへの就職は数年前と比較して、難易度がかなり高まっています。
その背景には、採用人数を大幅にカットするようになったことがあげられます。
詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介してます。
ちなみに、大手銀行を指す表現は主にメガバンク、都市銀行、主要行の3つがあるので、
以下にまとめました。
都市銀行:東京や大阪に本店を構え、日本全国に展開する大手銀行のことを指す。メガバン3行+りそな銀行の4行が該当。
主要行:金融庁が頻繁に使用するワード。以下の9行を指す。「三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、新生銀行、みずほ信託銀行、あおぞら銀行」
=====MARCH関関同立優秀層勝ち=====
メガバンクのみずほフィナンシャルグループがランクインしました。
就活生の間では、みずほ銀行=システム障害
というマイナスのイメージが定着しています。
そのためメガバンとはいえ、メガバンク3行のなかで格下というランク扱いとなっています。
=====MARCH関関同立勝ち=====
地銀が何行かランクインするようになりました。
地銀のなかでも注目なのが、「横浜銀行」(通称はまぎん)です。
金融機関あるあるなのが、「地方にとばされる」「地方を転々としなければならない」といった住環境に関する不満です。
横浜銀行は、神奈川県を地盤に金融サービスを展開しているため、
全国津々浦々転勤することがないという点が大きなメリットになっています。
そのため、就職偏差値ではかなり上位の金融機関に内定したものの、
それら企業を辞退して浜銀を選ぶ就活生が毎年一定数います。
まとめ
このように銀行業界では、ある程度序列が確立されています。
具体的には、日銀→政府系金融機関→専門職→総合職→地銀といった具合です。
そのため就職偏差値の活用は、戦略的な就職活動に欠かせません。
また金融業界は、「顧客の大切な資産を預かる」という責任が求められることから、
人物としての誠実さや信用度合いを非常に大切にしています。
金融業界を志望している学生は、大学3年生の夏頃からインターンシップ、説明会等に
積極的に参加し、顔・名前を早期のうちから自然にアピールすることが大切です。