高学歴なのにNNT 内定が無い就活生に共通する決定的な3つの特徴

キャリア

今回は就活をしていても、なかなか内定を得ていない就活生の特徴について取り上げます。
6月時点で希望する企業から内定を得る就活生と7月になっても就活を進めている学生の違いについて気になったことはないでしょうか?
その違いは主に3点あり、以下で紹介したいと思います。

22卒就活の全般について

NNTとは

無い内定(ない、ない、てい)の頭文字をとって、NNTと呼ばれています。
国内通信大手のNTTと間違えるヒトも多いので、要注意です。
ではNNTの割合は現時点でどのような数字なのでしょうか。

22卒の内々定獲得率(2021年7月時点)

©️https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu761/


上記はリクルートが調査したデータをNHKがグラフでまとめたものです。

リクルートは毎年、リクナビに登録している就活生に対して大学3年生の3月にあたる月からアンケートリンクの貼ったメールを送付しており、回答のあった就活生らの声をこうしてデータとしてまとめています。
回答した就活生はアマゾンギフト100〜300円ほどゲットすることができるので、多くの就活生が回答しているものと思われます。

本題に戻すと、現時点で内定率が80パーセントを超えており、ほとんどの学生が就職活動を終えていることがわかります。
ただし内定をもらったけど不満で、まだまだ継続中という就活生も多いのでおそらく10人の就活生のうち、2〜3人はまだ就活を続けていると思われます。

これは高学歴の就活生も同様で、高学歴の方が多少内定率が上がると予想されますが引き続き就職活動をしている高学歴就活生も多いのが現状です。

なぜ高学歴なのに内定が得られていないのか?

高学歴でも内定が貰えていない理由について、さまざまな理由はあるかと思いますが主に共通する3つの点があると考えられます。

①就職活動のスタートが遅かった

これはNNTの就活生に一番共通する点だと思います。
私の周囲の高学歴で就活を継続中の学生に話をきくと、多くが就職活動を大学3年の1月以降に始めたと回答しています。

その一方で大企業や有名一流企業に内定を決めた就活生の多くは、大学3年の夏までに就職活動をはじめており、インターンに向けた面接エントリーシートが本選考にも大きく役立ったとの声が多いです。
またインターン自体もさまざまな業種をチェックしていたことで、本選考のときにある程度余力をもって企業研究と面接に臨めたという意見があがっています。

23卒以降の学生は今のうちに自己分析を終わらせておくと後で楽になります。

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②プライドが高い

プライドが高いのは高学歴就活生の特徴の一つです。

就職するなら、東証一部上場で平均年収も800万円以上、福利厚生もしっかりしてて、離職率も低い、、、。
など求める要素が多く絞り込まなかった結果、一流企業ばかりにエントリーが集中し6月以降に持ち駒がゼロという事態を引き起こすのです。

ただし、こうした考え方に至るのも無理はありません。
大学時代は周囲の人たちに褒められ、エリートとしての扱いを受けてきたからこそ、企業に入っても同じように扱って欲しいという気持ちが芽生えるのです。

しかしこの考え方では、仮に一流企業へ入社できたとしても入社後の働くモチベーションを失ってしまい、窓際族になるという残念な人生なりかねません。

③業界を絞り込みすぎている

よくある事例が食品・飲料業界に特化したことで、思っていた以上にエントリーシートで切られてしまったというケースです。

食品メーカーなどのBtoC企業は、幅広い大学から毎年採用していることもあり、エントリーの数だけで1万通を超えるといいます。

そのため、エントリーシートで企業から祈られてしまい面接にも進めないといったケースが多発しているのです。

また高学歴の就活生は先ほど述べたように、プライドがあるため食品メーカーといえども地方の食品メーカー非上場のメーカーを好みません。

その結果、もっと他の業界(他の業界の一流企業)を受けとけば良かった〜という流れになるのです。

④発達障害(ADHD・アスペルガー)

発達障害とは、

一般的な身体障害や精神障害と違って、生活に支障をきたす障害ではありません。

むしろ、人それぞれの個性として捉えれられています。

発達障害の学生の高学歴に多く、

一説には東京大学の学生の10人に1人は発達障害を抱えていると言われているほどです。

そのため、発達障害に該当する人でも自覚していない人が多いといえます。

わかりやすい指標として、

小学生の頃に、「〜博士」と呼ばれていたタイプの多くは発達障害に該当します。

(昆虫博士、自動車博士、電車博士など、、)

こうした発達障害の学生は、

集中力が高く学業で成果をあげることに強みを持っています。

しかし対人スキルに苦手意識をもつタイプである発達障害の学生は、

面接での受け答えや自分の意見を正しく分かりやすく伝える力が見られる

就職活動においては劣勢を強いられるのです。

そのため、エントリーシートやウェブテストの時点ではほとんど通過するが、

面接になると弾かれてしまうということが発生します。

今からでも巻き返しは可能

忘れてはいけないのが、就職希望人数に対して企業側の募集人数の方が上回っているということです。
就職活動を正しい戦略に基づいて、コツコツと取り組めば必ず内定は獲得できます。

しかし、高学歴ならばある程度成長している優良企業や大企業に入社したいですよね。
そのためには、プロに今まで提出していたガクチカや自己PR文などを添削してもらうことが手っ取り早いです。

いままで通り一人で進めるのではなく、ある程度完成したら添削してくれる社会人を見つけて、添削をまっている間に複数企業の企業分析を進めることがおすすめです。

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これまで新卒エージェントはなんだか怖いと感じていた就活生でも、業界大手のキャリアチケット なら毎年多くの就活生の内定獲得に貢献してきたプロの方がつくので安心です。

猫の手も借りたいという状況下に、無料でES添削・面接対策して貰いながら夏の間に内定獲得を目指しましょう。

まとめ

このように高学歴の就活生のNNTの特徴として、
「就職活動を始めたのは遅いんだけどそこそこ良い企業にいきたい、だけど業界はあまり知らない」という結果となりました。

これから就職活動を控える就活生には、ぜひこうした失敗を起こすことのないよう、

①早めに就職活動をはじめる
②一流企業からベンチャー企業まで幅広く企業に応募する
③業界は絞り込まず、2〜3業界は受けるようにする
 (例 第一志望 総合商社 第二志望 メーカー 等)

上記の3点を意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。

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