【2023年度もメガバン難化!?】なぜ今、メガバンクは難しいのか?その理由や対策って?

キャリア

今回はメガバンクとよばれる企業群について、

採用難易度が上昇している件について紹介します。

みなさんは就職活動をしていて、

「最近のメガバンは入りにくい」なんて話を聞いたことはありませんか?

その理由について、主に3つの視点から考えていきたいと思います。

【2023年度もメガバン難化!?】なぜ今、メガバンクは難しいのか?その理由や対策って?

メガバンクが難化している理由

メガバンク難化の理由は

大きく3つあります!

①定員数の縮小

②コロナ禍による不安から出願数増加

③ジョブ型雇用の拡大

それでは、これら一つ一つを

細かく解説していきますね。

理由①:定員数の縮小

メガバンクの近年の採用人数の変化について、

まずは確認してみましょう。

引用元:ダイヤモンド編集部 【三井住友フィナンシャルグループ】史上初の「本業利益」で首位逆転 ノルマ廃止による利益剥落に不安
https://diamond.jp/articles/-/208887

このグラフは、3メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほFG)

の合計就職人数を表しています。

2015〜2017年にかけては、合わせて4000人以上の採用をしていたメガバンクですが、

2018年より一気採用が絞りこまれていることがわかります。

2020年はピーク時の2分の1以下の人数ですから、

非常に入社が難しくなっていることがわかります。

このように採用人数が絞り込まれている理由として、

銀行業務のDX化があげられます。

DX化が進んだことで、

従来多くの人手が必要だった業務も縮小され、

現在の絞り込みに繋がっています。

これに伴い、地方の支店がどんどんと閉鎖しています。

縮小された主な業務

・両替手続き

・振り込み手続き

・預金手続き

・通帳手続き

etc

理由②:コロナ禍による不安から出願数増加

メガバンクの特徴として、「スタンプラリー制度」(非公式)があります。

スタンプラリー制度」とは、

就活生がメガバンクの主催するインターンシップや説明会、

就活生懇談会などあらゆるイベントにどれほど参加したかをチェックする制度です。

参加が多ければ多いほど、本選考が通過しやすくなります。

こうした特徴から、

他業界を目指している就活生も

選考優遇のためにメガバンクに応募するという流れが

生まれています。

さらに先述したように

「メガバンクは難化している」という話を周りから聞くと、

合格への不安から第一志望以外の

“おさえ”のメガバンクの出願を多くしがちになるのです!

その上、理由①でお伝えしたように

合格の定員数は縮小傾向にあります。

この出願者・合格者が倍率UPにつながり、

さらに難化を後押ししているのです・・・

理由③:ジョブ型雇用の拡大

三菱UFJ銀行は2022卒の新卒採用から、

高度なデジタル人材を採用するため、最高1000万円の年収を提示すると表明しました。

これは日本企業のなかでも特に年功序列色の強いメガバンク業界で、

大きな改革になったと思います。

ゼネラリスト志向のメガバンクを嫌厭していた優秀な就活生も、

こうしたジョブ型雇用への動きを機に、出願するようになったのです。

ジョブ型雇用ならスペシャリストとして、

能力を磨いていけるので転職にも強いので安心ですね。

メガバンク難化に立ち向かう対策方法

上記の要因から年々難化しているメガバンク受験。

ですが、そんな状況でもみなさんには

メガバンク合格を勝ち取ってほしいのです!!

ここからは、メガバンク難化に立ち向かうために

少しでも合格率を上げる対策方法を3つお伝えします。

ワンランク上の金融機関を目指す!

私が思うに、これが一番の方法です!

これからの受験生は、第一志望のワンランク上の企業

を目指して勉強をし、

最終的な着地点として

第一志望のメガバンクに合格するというのが理想のルート

になってくると思います。

例えば、三井住友銀行が第一志望だとしたら

国際協力銀行農林中央金庫あたりから内定する気持ちで

就活をしましょう!

メガバンク志望だからと言って

メガバンクを目指して就活していては
内定には届きません。

また、エントリーシートの完成度も

ワンキャリアや外資就活などに載っているエントリーシートの

10%上を目指しましょう。

このようなことを意識しながら

ワンランク上の金融機関に合格できるように

就職活動することで、志望企業への合格率もグッと上がります!

就活を甘く見ず、基礎をしっかり固める

「メガバンク難化って言われてるけど

みずほFGくらいならいけるっしょ」

「私に限って全落ちなんてありえない」

こうやって就活を甘く見ていると

必ず最後には痛い目に遭います・・・

これまでのメガバンク選考と

これからのメガバンク選考を同じだと思っていてはいけません。

とにかく自己分析に、そしてエントリーシートの磨き上げに

本気で向き合ってください。

メガバンク難化とは言われていますが、選考の難易度は

さほど大きく変わりません。

どれだけ完成度を上げられるかで、

勝敗を大きく分けます。

まとめ

メガバンクは数年前と比較して、

確実に難易度は高まっています。

またメガバンクに限らず、金融業界自体が全般的に難化傾向にあります。

しかし、自分自身が取り組むべきことを明確化し、計画的に取り組めば

余裕ある内定獲得につながるでしょう。

確実に合格するためには

正しい戦略実践の両方が求められます。

大学4年の6月に無事に就活が終えられるよう、応援しています!

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