ビジネス漫画『トリリオンゲーム』というビジネス漫画が、現在就活生や若手ビジネスマンを中心に広く注目されています。 その理由について、今回は3つの要素から解説したいとおもいます。
『トリリオンゲーム』のあらすじ
二人の青年ハルとガクが、大企業のトップに登りつめるまでの起業〜成功まで描いたサクセスストーリーの漫画です。
漫画のスタートは主人公2人が就職活動をするシーンからはじまります。(もともと、高校時代からの友人)
ハルは、長身でイケメンのコミュニケーションの達人なので、難関企業の就職活動にラクラクと突破していきます。
一方のガクは、プログラミングセンスは抜群なのですがコミュニケーション下手でなかなか就職活動に成功しません。
そんな2人が、ひょんなことからタッグを組みベンチャー企業を立ち上げ企業を成長させていくというお話です。
就活生に何がささるのか?
①処世術を学ぶことができる
主人公のハルは、コミュニケーションに長けており、次々と降りかかる難題を持ち前の明るさとフットワークの軽さ、行動力、頭の柔らかさで難なくこなしていきます。
例えば『トリリオンゲーム』では、主人公らがベンチャー企業立ち上げ時に深刻な資金難に見舞われるというエピソードがあります。
この状況下、主人公のハルは、出資者に対して絶妙な交渉トークや嘘ギリギリのハッタリをかますなどして難局を乗り切っています。
主人公ハルの処世術をみると、「こんな方法があったのか!!」と思わず納得させられ、明日から取り入れたくなります。
②企業経営に関する知識を身に付けることができる
「ベンチャー企業に必要なのはなによりも人である」、「知名度がないなら、アイデア勝負だ」、「出資は銀行よりも、エンジェル投資家から」など様々な明言がでてきます。
このビジネス漫画で紹介される内容は、最新のビジネス書などでも紹介されている内容がうまく取り入れられています。そのため、非常にビジネス書を読んでいる気分になりました。
漫画のおもしろさと企業経営の知識が身に付けられるという点はさすがです。
③現実味のあるストーリー展開
漫画によくある、現実離れしたストーリー展開がないため、ストーリーに没頭することができます。
主人公の2人は、就職活動を終えた大学4年生という設定から物語がはじまります。
そのため特に、就活生や若手のビジネスマンがストーリーにのめり込みやすいビジネス漫画であるといえます。
まとめ
『トリリオンゲーム』は2021年に第一巻が発売されたばかりで、現在は第二巻までしかでていません。
そのため、読み切りやすいというのがポイントです。
ストーリー展開がビジネスライクで面白く、お金の稼ぎ方やキャリアアップの勉強になるので一度読んでみてはいかがでしょうか。