今回は自動車メーカーに特化した、業界別就職偏差値ランキングを紹介します。
皆さんは就職偏差値を調べた際に、「なんとなく情報が古いのでは?」「これってブロガーの主観だよね?」と感じたことがあるのではないでしょうか?
本サイトで紹介する就職偏差値は、700名以上の就活生によって議論された末の就職偏差値なので最新のリアルな企業の立ち位置を把握することができます。
それでは、自動車メーカーの就職偏差値を紹介します。
就職偏差値ランキング
【69】トヨタ自動車
【68】
=====早慶地帝優秀層勝ち=====
【67】
【66】
【65】
【64】本田技研工業
【63】
=====早慶地帝勝ち=====
【62】
【61】日産自動車
【60】SUBARU いすゞ自動車 トヨタ車体
=====MARCH関関同立優秀層勝ち=====
【59】ダイハツ工業 スズキ
【58】マツダ
【57】三菱自動車工業 日野自動車
【56】
【55】
=====MARCH関関同立勝ち=====
現役の就活生なら、この偏差値表をみて「かなり精度が高い!」と感じたことかと思います。

この偏差値表は、LINEのオープンチャットで導き出され、現在でも活発に議論されています。
気になる方は以下のURLからLINEのオープンチャットに参加可能です。
オープンチャット「文系総合職 格付けの会」
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以下では、なぜこの立ち位置になったのかについて詳しく解説していきたいと思います。
ランク別の企業紹介
====早慶地帝優秀層勝ち=====
トヨタ自動車の単独ランクインとなりました。
トヨタ自動車は自動車メーカーのなかだけでなく、日本企業のなかで一番時価総額が大きい企業です。
時価総額はなんと、31兆円!!
時価総額2位のキーエンス(16兆円)のおよそ2倍と、超巨大ガリバー企業です。
トヨタ自動車は次世代の自動車ビジネス(CASE)に向けて、多額の投資や企業間連携を進めていることから、今後もトヨタ自動車一強の構図は変わらないと言われています。
トヨタ自動車を語るうえで、「カイゼン(改善)」というキーワードは欠かせません。
トヨタは日々の改善を積み重ねる社風を形成していることから、
トップの座においてもあぐらをかくことなく、持続的な成長を成し遂げているのです。
こうしたトヨタ自動車の平均年収は、2020年の有価証券報告書によると865万円と記載されています。
これは全社員平均であるため、総合職採用の場合平均年収は1000万円を超えると考えられます。

=====早慶地帝勝ち=====
本田技研工業がランクインしました。
HONDAブランドで、自動車ビジネスだけでなく二輪車ビジネス、飛行機ビジネスなど幅広い乗り物ビジネスを手掛けていることが特徴的です。
ホンダは本田宗一郎のものづくりに対する考え方を強く継承しており、
ホンダの企業文化は根強く社員に浸透しています。
本社は東京・南青山に構えており、ゆくゆくは東京で勤務したい学生におすすめです。
最寄り駅は東京メトロ銀座線青山一丁目駅で、駅の目の前に立地しており、
通勤が非常にしやすい立地です。

=====MARCH関関同立優秀層勝ち=====
このランクにおいて、注目すべき企業は日産自動車です。
日産自動車はかつてカルロス・ゴーン氏によって、赤字からV字回復を遂げた企業です。
しかし現在はそのカルロス・ゴーン氏による不正により、
多額の損失を抱えただけでなく企業ブランドを喪失してしまう結果となっています。

日産自動車は他自動車メーカーに先立ち、電気自動車開発を積極的に進めてきた企業です。
例えば、電気自動車「リーフ」は大々的に宣伝広告を行ったことやその機能性の高さから広く普及しています。

これからの時代はガソリン車から電気自動車へ完全移行するため、
現在は日産自動車は先行者利益をある程度保持している状況にあります。
=====MARCH関関同立勝ち=====
このランクの企業になると、車種に独自性を出すことで企業の存続を図る姿勢が見て取れます。
例えばスズキは、
①軽自動車に集中すること

②インド事業に力点を置いている

などの要素が挙げられます。
自動車は設備投資が非常に多額となる商品なので、幅広いラインナップを提供するよりむしろ、特定セグメントで勝負することが企業戦略として理に適っています。
著名なマーケティング論者、フィリップ・コトラーはこうしたスズキの取る戦略を、
「ニッチャー」と表現しています。
すなわち、限られた資源(人・モノ・金)を大企業が狙わない(軽自動車は利益率が低い)に投資したことでスズキは消費者から支持されているのです。
まとめ
このように、自動車メーカーはトヨタ自動車が圧倒的難易度を誇っており、
次点にホンダ、日産が続く形となっています。

自動車メーカーを志望する学生の多くはトヨタ自動車を第一志望にすると思いますが、
各社社風が大きく異なるため、社風を十分に理解したうえで臨む必要があると考えられます。
自動車メーカーに限らず、メーカーの多くは自社製品やサービスをどれだけ理解し、自社カルチャーにマッチングしているかどうかを見定めます。
そのため、まずは企業の製品や社風、過去の選考状況を調べるだけでなく、その企業の業界内での立ち位置、優秀層がどの企業を受けてるか?などを把握することが大切です。

そのためにも、現役の就活生たちが考案した就職偏差値は大いに活用していくべきです。
本サイトでは、自動車メーカーに限らず様々な業界の就職偏差値を特集しています。
志望業界だけでなく、その業界を取りまく業界にどのような主要プレイヤーがいて、どれほどの難易度なのかを抑えておきましょう。