今回は証券業界・証券会社に特化した、業界別就職偏差値ランキングを紹介します。
皆さんは就職偏差値を調べた際に、「なんとなく情報が古いのでは?」「これってブロガーの主観だよね?」と感じたことがあるのではないでしょうか?
本サイトで紹介する就職偏差値は、700名以上の就活生によって議論された末の就職偏差値なので最新のリアルな企業の立ち位置を把握することができます。
それでは、証券業界の就職偏差値を紹介します。
就職偏差値ランキング
現役の就活生なら、この偏差値表をみて「かなり精度が高い!」と感じたことかと思います。
この偏差値表は、LINEのオープンチャットで導き出され、現在でも活発に議論されています。
気になる方は以下のURLからLINEのオープンチャットに参加可能です。
オープンチャット「文系総合職 格付けの会」
https://line.me/ti/g2/z_iGdKbrsDwEo6fxHSPNUQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
以下では、なぜこの立ち位置になったのかについて詳しく解説していきたいと思います。
ランク別の企業紹介
=====スーパーエリート=====
圧倒的知名度をほこる、ゴールドマン・サックス(GS)が堂々の偏差値80オーバーの評価を獲得しています。
ゴールドマン・サックスは初任給が1200万円といわれており、
非常に高給であることがわかります。
その高給ぶりは就活生のみならず広く庶民に知られており、
合コン受けは間違いなさそうです。
こうした高給に恵まれながらも、GS新入社員の間では入社式の段階から転職の話題がでるそうです。
というのもGS出身者は、上場直前のベンチャー企業にCFOとして入社することが可能で、
IPOを通じた何億円もの金額を手に入れるチャンスがあるからです。
例えばメルカリは、執行役員最高財務責任者(CFO)に元ゴールドマン・サックス証券マネージング・ディレクターの江田清香氏が就いたと発表しています。
=====海外トップ大勝ち=====
欧州系の投資銀行が複数ランクインしました。
DeutscheBank(ドイツ銀行)→ドイツ・フランクフルト
Barclays(バークレイズ)→イギリス・ロンドン
UBS(ユービーエス)→スイス・チューリッヒ
CreditSuisse(クレディ・スイス)→スイス・チューリッヒ
欧州系の投資銀行は、欧米系投資銀行にくらべて「マイルド」と評されることが多々あります。
しかしこの認識は誤っており、企業ごとの育成方法や東京オフィスのプレゼンス、働き方に対する姿勢を吟味する必要があるようです。
=====東京一工勝ち=====
日系証券会社のIB部門が複数ランクインしました。
IBとは、Investment Bankの略で投資銀行業務を指します。
投資銀行業務においては、主にM&Aのサポート、IPO(株式公開)のサポート、資金調達のサポートを行います。
そのため高い専門性が求められ、20代のうちから平均年収は1000万円を突破するといわれています。
タフな環境で揉まれて成長したいという就活生におすすめの業務です。
====早慶地帝優秀層勝ち=====
該当企業なし
=====早慶地帝勝ち=====
該当企業なし
=====MARCH関関同立優秀層勝ち=====
日系証券会社の総合職採用が複数ランクインしています。
証券会社の総合職採用のなかでも、とくに野村証券は「ノルマ証券」と揶揄されるほど厳しい証券会社です。
野村が証券会社のトップを維持できている理由は、競合他社にはない圧倒的な営業力であり、
社風に合わない社員は次々と離職していくようです。
ただし、野村證券のOB・OGの人脈は証券業界のみならず、金融業界で幅広く繋がっており、
野村證券出身ということが後のキャリアに大きなプラスになるという効果もあります。
そのため、ポジティブ思考で成長のために離職する社員も多くいます。
=====MARCH関関同立勝ち=====
このランクのなかでも特筆すべき証券会社が、マネックス証券です。
マネックス証券は、「米国株に強い!」と投資家から高く評価されており、
近年の米国株ブームで売上高を増加させています。
私自身もマネックス証券の口座を開いていますが、
他社に比べて扱う米国株の種類が豊富で、手数料も格安で気に入っています。
まとめ
このように証券業界は、外銀→IB部門(金融専門職)→日系大手→中堅という明確な序列が定まっています。
特に外銀、IB部門への入社は非常に難易度が高く、
証券アナリストの知識や帰国子女並の英語力が求められることも少なくありません。
また証券業界は狩猟型か農耕型かと言われれば、狩猟型の業界特性を持っているので、
給料は高い分非常にストレスフルであることを覚悟する必要があります。