【新卒採用をしている外資系企業】の就職難易度ランキング 気になる採用大学も解説!

就職偏差値

2023年最新のデータをもとに、
新卒採用をしている外資系企業に特化した就職難易度ランキング(就職偏差値)を解説します。
外資系企業のランキングのみならず、
どの大学からなら採用されるのか?どうやったら内定が貰えるのか?についても詳しく紹介します。

総合版の就職偏差値(外資系企業を含む)は下記記事をご覧ください。

2024最新版 25・26卒就職偏差値ランキング オープンチャットで徹底議論
皆さんはネット上に転がっている就職偏差値サイトをみて、あまりの情報の古さに愕然とした経験があるのではないだろうか。 また最近投稿された偏差値サイトでも、個人ブロガーの主観でまとまっており信憑性に疑問があるサイトばかりである。 今回は令和版2chとの呼び名も高いLINEの匿名掲示板「オープンチャット」で導き出されたランキングを紹介する。

外資系企業とは

外資系企業の定義は曖昧

外資系企業という表現は実は非常に曖昧です。
そのため、どのような企業が外資系企業なのか?日系企業なのか?を区分することは分かりづらいといえます。
ただし外資系企業を大きく区分すると、以下の3つの方法があります。

1.持ち株比率100%の海外企業の日本法人

一般的に外資系企業とよばれているのが、この区分に当てはまる企業です。
このタイプの企業には、マッキンゼー&カンパニー、ゴールドマン・サックス、グーグルなどが該当します。
海外本社とのやり取りが多いため、英語を用いた業務が多いことで知られています。
また海外本社にとっては、日本法人は現地採用という形になるので、
ほとんどの社員は海外出張などを経験せず、東京など限られた勤務地で働くことになります。

2. 日本企業と海外企業の合弁企業

海外企業が日本に進出する際に、
日本企業とタッグを組んで設立する企業がこのカテゴリーのケースです。
ジョイントカンパニーとよばれています。
このケースでは、日本企業と海外企業がそれぞれ、折半なのか、7:3なのか、
と出資比率を決めて進出してきます。
例えば、ゼロックスと富士フィルムの合弁会社である富士ゼロックス
(現在の富士フイルムビジネスイノベーション)が有名です。

3. 外資系企業に買収された元日系企業

もともとは日系企業でしたが、
様々な要因で外資系企業に買収された企業がこのカテゴリーに該当します。
例えば、鴻海に買収されたシャープがこのケースで有名な企業です。
海外企業としては、経営不振に直面している日系企業をM&Aによって買収することで、
ヒト・モノ・カネが一度に調達でき、日本市場にスムーズに参入できるというメリットがあります。 ※本サイトでは、便宜上この外資系企業の区分は外資系企業ランキングから除外しています。

外資系企業への入社のメリット

|  給与水準が高い

まずは日系企業と比較して、外資系企業は給与水準が高いことがあげられます。
その背景には、わざわざ進出してくるだけの経営的体力と利益創出力の大きな企業が多いからです。 海外で成功したモデルを日本市場でも応用し、
利益を上げたいという野心的な企業が多いからこそ給与水準が高くなるのです。

|  実力主義で、フェアな評価

つぎに実力主義で、フェアな評価を得られることです。
外資系企業では、能力の出来不出来によって年齢に関係なく昇進昇格が行われます。
そのため、努力して成果をあげたいという社員にはうってつけの企業文化であるといえます。

|  仕事とプライベートの切り替えがはっきりしている

最後に、仕事とプライベートの切り替えがはっきりしているということです。
日系企業では、「社員は家族」という文化が強く、
就業後の飲み会や土日のイベントなどが多い傾向にあります。
その一方で外資系企業では、こうした家族主義的な経営の文化が弱いため、
仕事とプライベートの切り替えるが行いやすいといえます。

外資系企業への入社のデメリット

|  解雇のリスクが高い

まず解雇のリスクが高いということです。
外資系企業では、実力主義で高く評価される社員がいる一方で、
成果が出せない社員に対してはいつでも解雇を通達する可能性があります。
外資系企業では、雇用契約時に海外の法人と同じ条件で提示しているケースがあり、
こうした背景より「Up or Out」(昇進(Up)するか、そうでなければ退社(Out)するか)という2択になるのです。

| 退職金がない

そして退職金を含めた福利厚生がないケースが多いことがあげられます。
海外企業(特に米国)では、
転職が前提としてキャリア開発が進められるため退職金という文化がありません。
そのため、年収は高額なものの、
退職後に備えて個々人が資産管理を進めていく必要があるのです。

新卒採用を実施している外資系企業の就職偏差値ランキング【2022最新版】

【80】McKinsey&Company GoldmanSachs MorganStanley Point72 CapitalGroup                     【79】BostonConsultingGroup*BCG* JPMorgan Bain&Company BankofAmerica*MerrillLynch*
=====スーパーエリート=====

【78】ATKearney ZSAssociates Citi Google
【77】Strategy& Lazard DeutscheBank Barclays UBS
【76】RolandBerger ArthurD.Little*ADL* L.E.K. OliverWyman CreditSuisse BlackRock P&G(マーケ)
=====海外トップ大勝ち=====

【75】GCA*HoulihanLokey* BNPParibas SociétéGénérale CréditAgricole HSBC RoyalBankofScotland*RBS*
【74】EYParthenon KornFerry Simon-Kucher
【73】Accenture(戦略) Fidelity
【72】Mercer KPMG(FAS) Microsoft ユニリーバ(マーケ)
【71】 Cisco
【70】Amazon(Consumer) AmazonWebServices*AWS* VMware 日本ロレアル(マーケ)
=====東京一工勝ち=====

【69】デロイトトーマツコンサルティング*DTC* デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー*DTFA* 日本IBM(戦略) Bloomberg
【68】PwCコンサルティング SAP
=====早慶地帝優秀層勝ち=====

【67】KPMGコンサルティング Salesforce CambridgeTechnologyPartnersP&G(マーケ以外) ユニリーバ(マーケ以外)
【66】Accenture(ビジネス/デジタル) EYストラテジーアンドコンサルティング 【65】日本IBM(コンサル) 日本Oracle Capgemini
【64】日本IBM(SE)
【63】3Mジャパン
=====早慶地帝勝ち=====

【62】ヒューレット・パッカードエンタープライズ*HPE* AIG損害保険  ボッシュ
ネスレ日本
【61】 アッヴィ エスティーローダ エリクソン
【60】 日本タタコンサルタンシーサービシズ アフラック
=====MARCH関関同立優秀層勝ち=====

【59】
【58】フィリップス ポーラ
【57】 ヴィトン シャネル

採用大学の特徴

投資銀行・戦略コンサルは東京一工以上

投資銀行戦略系コンサルティング企業
東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学以上の学歴の学生を中心に採用しています。

まず投資銀行とは、企業の買収や売却や証券取引、また資金調達などの
ファイナンスに特化したビジネスを展開している企業です。
(ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレーなど)

そして戦略系コンサルティング企業とは、
事業会社の事業ドメインの策定、経営理念の練り直し、中期経営計画のサポートなど、
取締役レベルに対して経営の助言を行う企業です。
(マッキンゼー・アンド・カンパニー、BCG,ベイン・アンド・カンパニーなど)

どちらも高い専門性から高付加価値を生み出す職種であることから、
高年収企業として知られています。
ただし少数精鋭で業務に取り組む傾向が高いため、
採用人数は応募者に対して若干名と非常にハードルが高いという特徴があります。

総合コンサルは早慶を中心に幅広く採用

総合コンサルティング企業は、
近年のDX投資のビジネスチャンスをうまく取り込み高い成長率を誇っている企業です。
(アクセンチュア、PWCコンサルティング、EYストラテジーアンドコンサルティングなど)

戦略コンサルティング企業が経営陣などのトップレベルへの助言に留まるのに対して、
総合コンサルティング企業では、
現場レベル〜中間管理職レベルまで企業の幅広い階層のビジネスパーソンに対して、
業務の助言等を行っています。

近年は新卒採用の数を急激に増やしており、
コンサルティング業界の門戸が総合コンサルティング企業の存在で広がっている印象を受けます。
そのため、早慶を中心に東京一工〜MARCH上位層まで幅広く採用しています。

メーカーであればMARCHからチャンスあり

一般消費者に対して、食品や化粧品、日用品などを販売するメーカー(製造業)ですが、
外資系メーカーは実は日系企業とさほど変わらないという特徴が見え隠れします。

外資系メーカーは安定性のあるビジネスであることが多く、
そのため雇用が安定的で給与水準も日系企業水準とさほど変わらないのです。
(ただしマーケティング職は、専門性の高さから外資系企業の特徴が色濃い)

こうした背景から入社難易度は十分高いものの、
MARCHや関関同立といった大学でも十分に狙える企業であるといえます。

外資系企業へ入社するには?

外資系企業のエントリーは日系企業よりも早いタイミングから始まります。
そのため企業研究、業界研究をはじめ、エントリーシート(ES)対策、SPI(玉手箱、ウェブテスト)
などの対策を2年生の後期から始めておく必要があります。

外資系企業は募集人員に対して、応募者が殺到するためESやSPIの足きりが非常に高い設定となっています。
そのため、他の就活生に負けないように入念に準備をしておかなければ、
突破することは困難でしょう。

特にSPIは短時間で大量の問題を回答しなければならないため、
対策をしたかしていないかで点数が大きく変わります。
また、足きり突破後はフェルミ推定ケース面接とった独特の面接を課してくる場合が多いため、
市販の参考書を早めのうちから購入し、十分に対策を進めておくことが必要です。

企業研究には、スカウトサイトを使ってみよう

就活生のなかには、

「就職活動はしているつもりだけど、企業が多すぎる
「結局、自分はどの企業や業界に向いているんだろう」

といった、不安や悩みごとがある方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、大手企業と呼ばれる東証一部上場の企業だけでも2000社以上あるからです。
それでも日本には386万社もあるため、全体のたった1%未満です。

「これだけ多くの会社からどの企業を受けたら良いのか?
と悩んでしまいますよね。

そんな状況にある就活生におすすめなのが、「自己分析」することです。


自己分析を進めることで、
「事務を考えていたけど、意外と営業が向いている
「この業界は自分と同じ性格の人が多いんだ」

という発見をすることができます。

とはいえ、自己分析は簡単ではなく、多くの就活生を悩ませています。
そこでオススメなのが、適性診断「AnalyzeU+」

OfferBoxに登録すると「AnalyzeU+」という、本格的な適性診断を無料で受験できます。

強みや弱みがグラフで一目瞭然。
さらに、あなたの強みや弱みが文章で解説されるので、
自己PRの作成面接対策にとても役立ちます。OfferBoxで適性検査

納得のいく就職活動を終えられるよう、
まずはできることから一歩ずつ取り組んでいきましょう。

タイトルとURLをコピーしました