今回は公務員に特化した、業界別就職偏差値ランキングを紹介します。
皆さんは就職偏差値を調べた際に、「なんとなく情報が古いのでは?」「これってブロガーの主観だよね?」と感じたことがあるのではないでしょうか?
本サイトで紹介する就職偏差値は、700名以上の就活生によって議論された末の就職偏差値なので最新のリアルな企業の立ち位置を把握することができます。
それでは、公務員業界の就職偏差値を紹介します。
就職偏差値とは
就職偏差値とは、入ったらいかに「すげーっ」と思われるか、
「ドヤれるか」といった軸で決められています。
これは入社難易度に比例するため、入社難易度とイコールと考えてください。
先に断っておくと偏差値自体は主観的かつ曖昧なものですが、
これからのキャリアを切り拓いていく学生にとっては重要な企業選びの軸の一つになります。
いつの時代も就職偏差値は議論されてきた
昭和時代
就職偏差値に関する議論は、おそらく高度経済成長期頃からあったと考えられます。
1950年代の日本では、地方で農業を継ぐのではなく、
大学を出て大企業に入社するという選択肢が当たり前になりつつありました。
当時は経済成長真っ盛りであったため、公務員になるより証券会社や銀行へ入社することがステータスであるという風潮があったといいます。
私の祖父もそんな風潮に乗っかって、証券会社への入社を決めた若手の一人でした。
平成時代
平成になるとインターネットが普及し、就職活動を進めていくうえで、
「2ch」「知恵袋」といったインターネットサービスを使って情報交換が進むようになりました。
特に2chにおいては、
就職活動スレにおいて多くの就活生が議論を交わし「就職偏差値表」を完成させるようになりました。
この就職偏差値表で特に有名なのが、就職偏差値ランキング委員会が運営しているものです。
このサイトは残念ながら、2019年で偏差値ランキングの更新が止まっています。
令和時代
令和になると2chを利用する若者世代が減少し、
代わりにLINEのオープンチャットの利用者が増加しました。
LINEに登録していれば、誰でも簡単に匿名で話せるという利便性から、
就活生の多くが重宝するツールとなっています。
オープンチャットでは昼夜問わず企業の格付けについて日々議論がなされており、
最新の情報が日々飛び交っています。
就職偏差値ランキング
【77】検察官 裁判官
【76】外務省
【75】財務省
=海外トップ大勝ち=
【74】
【73】総務省 警察庁
【72】
【71】文部科学省 防衛省 内閣府
【70】厚生労働省 金融庁 裁判所事務官
=東京一工勝ち=
【69】国土交通省 法務省 経済産業省
【68】農林水産省 環境省
【67】
【66】
【65】
=早慶地帝勝ち=
【64】
【63】
【62】
【61】
【60】
=MARCH関関同立勝ち=
【57】東京都庁 防衛大学
【56】大阪府庁
【55】愛知県庁 神奈川県庁
【54】千葉県庁 埼玉県庁
【53】福岡県庁
【52】札幌市役所 神戸市役所 名古屋市役所
【51】北海道同庁 東京23区 気象大学
【50】地方上級下位(県庁・政令都市) 中核市役所 国家一般職 財務専門官 国税専門官 皇宮護衛官(大卒) 海上保安官(大卒) 航空大学 国立大学(上位校)
市役所(大卒) 地方中級(政令都市・都道府県庁) 教員採用試験 消防士
=日東駒専勝ち=
刑務官 警察官 救急救命士
=大東亜帝国勝ち=
現役の就活生なら、この偏差値表をみて「かなり精度が高い!」と感じたことかと思います。
検察官・裁判官が最難関
検察官・裁判官は難関試験である、司法試験を突破する必要があります。
司法試験の合格率は、33%(2019年)とかなり狭き門であり、
そのうえ定員が限られた検察官や裁判官の試験にも通過する必要があります。
検察官と裁判官の難易度が同じ理由は、定員にあります。
検察官は採用人数が2500人程度、裁判官は3300人程度であることが背景にあります。
検察官・弁護士になれなかった受験者は民間人として弁護士になる流れとなります。
キャリア官僚のトップは外務省
国家公務員総合職として採用された人をキャリア官僚とよびますが、
キャリア官僚のなかで最も高い就職難易度を誇るのが外務省です。
外務省では、毎年30名弱とかなり採用人数が少ないため、高い応募倍率となっています。
その背景には、大使として大きな責任とポジション、待遇を得られることがあげられます。
特にアメリカを担当する北米局長が出世コースとされています。
地方公務員で最難関は東京都庁
東京都でずっと生活することができる公務員といえば、そう「東京都庁」です。
東京都庁ならば、ある程度大きなスケールで仕事に取り組むことができるうえ、
本庁舎が新宿にあるかっこいいビルであるということから、
早慶の学生を中心に高い人気を誇っています。
採用試験自体は東京23区職員の試験と日程が重なっているため、
東京勤務にこだわる学生にとっては少しショックがある模様。