2022最新版 総合商社業界 就職偏差値ランキング 23卒

東京一工勝ち

三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事の４社がランクインしました。

この４社は実は２つのグループにカテゴライズすることができます。

それは、3大商社と呼ぶパターンと財閥系商社と呼ぶパターンの２つです。

３大商社には、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事　の３社が組み込まれています。

この３大というのは、単純に企業としての売上高や収益額が上から３番以内の総合商社
ということになります。

一方で財閥系商社には、三菱商事、三井物産、住友商事の３社が含まれます。

日本の3大財閥、三菱、三井、住友の総合商社がこれら３社です。

これら４社は同じ総合商社であり、業務内容もほとんどが同じですが、
各社カラーがかなり異なります。

各社カラーを一言で表すと以下のようになります。

三菱商事・・・生まれも育ちもサラブレッド、東大卒が多くゆえに東大以外は出世しにくい。

三井物産・・・個性豊かな社員が多く、朗らかで闊達な印象。
　　　　　　　新しいモノを取り入れる空気感がある。東大卒は採用時優遇される。

伊藤忠商事・・・ガテン系、オラオラ系の社員が多く、
　　　　　　　　人によって合う合わないがはっきり分かれる。勢いとブランディングがピカイチ。

住友商事・・・石橋を叩いて渡らないといわれるほど、
 　　　　　　　慎重で総合商社のなかでは唯一おとなしい性格の企業。

こうした特徴があることから、総合商社の場合は就職偏差値で選ぶのではなく、
特にこの４社であれば、人の雰囲気が自分にマッチしているかどうかで選ぶほうが、
後々後悔せずに済みます。

早慶地帝優秀層勝ち

丸紅がランクインしました。

丸紅は農業関連ビジネスに強く、他総合商社と比較して農学部出身の社員が多い傾向にあります。

また丸紅の社員は、ギャル紅とも呼ばれており、
華やかでキラキラしたコトやモノに興味のある女性社員が多い傾向にあります。

採用時のキャッチコピーは、「とがった丸になれ、丸紅。」

なかなか良いネーミングセンスだと思います。

早慶地帝勝ち

豊田通商、双日がランクインしました。

まず豊田通商は、一言でいってしまうと「トヨタ自動車の専門商社」
というイメージになります。

というのも、豊田通商はトヨタ自動車の営業では手が届きにくい、難しいところを補填する
意味合いで発足した企業だからです。

そのため、豊田通商はトヨタ自動車本体の海外営業部が担当していない、
アフリカへの販売に強みを持ちます。

しかしその分、給料はトヨタ自動車よりも恵まれており、バランスが取れているといえます。

社風はトヨタ自動車本体の影響からか、総合商社のなかでもおとなしい部類に入ると思います。

つぎに双日は、2004年にニチメンと日商岩井が合併し誕生した比較的若い総合商社となります。

他の総合商社と比較して、規模感が劣るため、
いかに他の総合商社よりもスピード感をもって案件をこなしていくかが重視されています。

2021年には、ファミレスチェーンのロイヤルホストを買収したことで話題となり、
外食ビジネスにも参入しています。

発想と双日をかけて、「はっそうじつ」として自社をPRしていることが特徴的です。